使わなくなったり家で眠ったりしている楽器は、そのまま眠らせておくのはとてももったいないことです。なかでも家で使わないギターが眠っているという方も多いのではないでしょうか。もしも有効利用したいならば、買取業者に買い取ってもらうという方法もありです。

ではいったい、どのような流れで買取をするのでしょうか。どうすれば高額に買取してもらえるのでしょうか。ギター買取に関する流れをみていきましょう。

ギター買取の流れ

いざ楽器を買い取ってもらうと決めたら、最初に行うべきは「どこに買取に出すか」を決めることから始めます。ギターの買取先は大きく分けて四つ、「総合楽器店」と「総合リサイクルショップ」「ネットオークション」、そして「楽器買取専門店」です。それぞれで特徴が異なりメリット・デメリットなども異なります。それぞれの特徴をみていきましょう。

総合楽器店

ギターだけでなくベースや電子オルガン、ドラムといったさまざまな楽器を取り扱っている総合楽器店。基本的には新品の楽器の販売を行っていますが、中古楽器の買取をしてくれる店もあります。

大型ショッピングモールに店舗が入っているなど全国展開していることが多いので、気軽に商品を持ち込めます。知識豊富な楽器専門査定師による査定を行ってくれたり、幅広いジャンルの楽器の買取を行ってくれたりというメリットがありますが、周辺機器や欠陥品の買取は不可の場合があるでしょう。またオンラインによる査定や受け渡しを行っていない場合もあります。

総合リサイクルショップ

楽器のみならず家電や家具、衣類や靴など、ありとあらゆる物の買取をしてくれます。楽器に多少の欠陥があっても買取してもらえるというメリットがありますが、楽器に関する専門的な知識がない場合が多く、楽器の価値に合った査定をしてもらえない可能性も低くありません。宅配・出張買取などを行っていない場合もあります。

ネットオークション

インターネットのオークションサイトに出品して買い取ってもらう方法もあります。レア物を売りやすかったり欠陥品が売れる場合もある一方、発送や代金の受け渡しに関するトラブルが起きやすかったり、正当な価格での取引が難しいというデメリットもあります。

楽器買取専門店

ギターをはじめとした楽器の買取を専門としている店です。中古品の買取はもちろん、メーカーが分からなくなってしまったモデルや機種、また音の出なくなってしまったものの買取や破損しているものまで買い取ってくれる場合があります。出張買取や宅配買取などを行っている場合もあります。

楽器に関する知識の豊富な楽器買取のプロがおり査定をしてくれる場合もあるので、適正な価格で買取してもらえるといったメリットもあるでしょう。

買取先の選定完了！その後の流れとは？

先に述べたように買取先の選択先は主に四つになりますが、ここでは一番ギターの買取をしてもらいやすい楽器買取専門店に買い取ってもらうというパターンで、この先の流れを説明していきます。

大まかな買取金額の査定

楽器買取専門店に買い取ってもらうことを決めたら、最初にするべきことは査定をしてもらうことです。電話やサイトからの問い合わせフォームなど買取先と連絡を取ります。そこでギターの種類やメーカー、状態、付属品の有無、欠陥の有無といった情報を伝えます。それによりおおまかな買取金額を査定してもらえるのです。

もしも査定金額が想定よりも低く納得がいかないならば、他の買取先も検討してみましょう。できるだけしっかりと査定をしてもらいたいならば、楽器専門の査定師がいる買取専門店に査定を依頼しましょう。商品知識が豊富な査定士ならば正当な金額での査定をしてもらえます。店によっては楽器に不具合や部品の欠損があっても、部品在庫の状況によりマイナス査定にならない場合もあります。

出品する前にクリーニング

査定をしてもらいその査定額に納得がいったら出品となるのですが、その前に必ずギターをクリーニングしましょう。買取をしてもらう場合はギターのみならず、きれいで状態が良いほうが高額で買取してもらえます。

ギターの場合、指板やフレットに埃がかぶってしまっているようなものは、ウエスなどできれいに拭きあげましょう。拭き取り後に専用オイルやポリッシュなどを使用してツヤを出しておくと、見た目が良くなります。たとえばドラムの買取の場合は、クリーナーを使用してタムやシンバルの汚れを落とすようにしましょう。

店への受け渡し方法の選定

クリーニングをしたら、買取先へのギターの受け渡し方法の選定をする流れになります。店舗へ直接持ち込むのか、宅配買取をしてもらうのか、または出張買取をしてもらうのかといったなかから選択します。宅配買取の場合、店によっては専用の梱包材を送ってもらえる場合もあるので、問い合わせしてみましょう。

持ち込み、発送

受け渡し方法の選定をしたら、実際にギターの受け渡しという流れなります。出張買取や専用の梱包材を送ってもらえる宅配買取ではとくに気にかけなくても良いでしょうが、自分で店舗へ持ち込む場合や専用の梱包材がない宅配の場合は、楽器の輸送に気を付けましょう。輸送時にギターに傷を付けてしまったり破損させたりしてしまうと、見積もっていた査定額よりもダウンしてしまう可能性があるからです。輸送時にはギターの状態を保てるよう保護しましょう。

査定後、買取

最後に本査定を行い買取成立となれば、買取額の支払い、もしくは振り込みという流れになります。

まとめ

ギターの買取してもらう場合、まずは買取先を選ぶところから始める流れとなります。買取先はいろいろありますが、楽器の知識が豊富な査定士がいる楽器買取専門店や総合楽器店などを選ぶのがおすすめです。買取先を選んだらその後の流れとしては、以下の通りです。おおまかな買取金額の査定、ギターのクリーニング、受け渡し方法の選定、持ち込み・発送、そして本査定からの買取というものになります。

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