通信販売で19,800セットを購入。
家に届きはしたものの、何から始めてよいやら分からずに放置→挫折・・・
このブログを見ている方はこの山を無事に超え、ギターライフをお楽しみ頂いている方が多いと思います。
ギターを手にして少し練習すれば、憧れのあい〇ょんのように弾けて、なおかつ一緒に歌えちゃう!と思っている方が多いのが実情です。
このような現象は昭和40年代から続く、日本の(悪しき)伝統ですね。
私の最初のギターは14歳の時、このHPに載っているGrecoのレスポールモデルを親戚の叔父さんにもらったことから始まりました。
貰いに行ったときに叔父さんから強く教わったのがチューニングです。
6弦の開放Eはビートルズのデイトリッパーの最初の音だから、そこに合わせて、6弦の5フレットと5弦の開放が同じに・・・
と教えてもらいました。うん、デイトリッパーはカセットテープに入ってる!
最初はこればかり。何度も繰り返しているうちに、ピックがしっかりと目的の弦を抑えられるようになったと思います。
弦が切れたら結んでつなぐ。だって、どこでいくらなのか分からないし・・(意外と身近なところで売っていた)
弾かないときはケースに入れ、用もないのに街に持ち出す→ギターやってるぞアピール
そのうち、友達のお父さんが詳しかったり、高校の軽音楽部に入った友達に教えてもらったり・・と、今のようにスマホゲーム、ネットすらない時代でしたが、「女にモテたい」という願望と意思は強く持ち続け行動したものです。
「身の丈に合った」ギターを買うことは良いと思いますが、ここからはアドバイス、同じ価格で中古ギターを買えば、スペックは確実に上がります。
スペックとは使用している材料の事で、1970~90年代は今では高級材となってしまった材料を贅沢に使用していることがあります。
指板に使われるローズウッド系が代表的ですね。
そんな高級材を手抜きを知らない日本の職人が作ったら、それは素晴らしいギターなことは言うまでもありません。
中古に抵抗があり、絶対に新品!という方も多いと思います。
「新品も使えば中古ですからね・・・」とあるお客様が仰っていた言葉です。
➀そもそも欲しいのか?弾きたいのか?明確に
→欲しいだけなら通販も良し。
②アコギを極めたくばエレキから
→ネックが細く、弦も柔らかいので弾きやすい。生音も静か
③3万円の新品より2万円の中古を
→国産の2万円は現在の価値で10万円以上のギターの可能性あり!
④ギターは買った後に面倒を見てくれる楽器店で
→よくある話ですが、大手楽器店で「困ったことがあったら言ってください!」と親切に対応してくれたので購入するも、本当に困って相談したら「誰ですか?」的な対応に変わってしまった・・・
さて
安いギターはダメなのか・・・
近い将来を見据えた買い方をすれば、安くても大丈夫!と思いますが、お勧めは中古になるのかな・・・中古楽器屋だから。
買う段になったら冷静に考え、楽器をよく知る方に相談するなど後悔しないようにしてくださいね。