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ヴィンテージギターの特徴や魅力などをご紹介!音がいいといわれる理由も解説

ヴィンテージギター

ヴィンテージギターは見た目が渋くかっこいいイメージがありますが、ヴィンテージギターならではの魅力や特徴があり、見た目だけではないことがわかります。古いものに価値があるとされるのはあたりまえかもしれませんが、50年以上前のギターというのは相当な年季が入っています。ヴィンテージギターの魅力を、ぜひ知ってみましょう。

ヴィンテージギターの特徴は?

古いギターというイメージが強いヴィンテージギターですが、そもそも何年目からヴィンテージと呼ばれるのでしょうか。

実は、ヴィンテージとするのに、はっきりした境界はありません。以前は、1950年代から1960年代のギターがヴィンテージと呼ばれましたが、最近では1970年代であってもヴィンテージと呼ばれます。

ただ、ヴィンテージの境界ははっきりしていないものの、一応基準があり、50年以上経過しているものはヴィンテージと呼ばれます。また、新品ではなく中古を指しますので、未使用のギターは年月が経過しても、ヴィンテージギターにはならないことにも注意してください。

特徴①木の質感

ヴィンテージギターは、弾いてみるとわかりますが、他の木製の楽器に比べて、より木でできた楽器を使っている感触が強いです。もちろん、他のギターでも木を使っているものが多いですが、ヴィンテージの方がより木の質感が出ます。現行のギターよりも木の質感を感じたい人は、ヴィンテージが向いています。

特徴②ピッキングに強い

ヴィンテージギターが音がいいといわれる理由のひとつは、ピッキングが強いことです。ヴィンテージ以外のギターを使うと、ピッキング=入力耐性が低く、強く弾くと音が暴れます。その点ヴィンテージギターは、ハイにもローにも強く、音痩せがない点も特徴です。

特徴③レスポンスがばっちり

ヴィンテージ以外のギターは、強く弾けば強く、弱く弾けば弱い音が出ますが、ヴィンテージギターはソフトに弾いた方がレスポンスも良くなり、いわゆるいい音が出るのも特徴です。

1-4. 特徴④スタッカートも簡単
ヴィンテージギターは、ピッキングに強いため、ハイやローなどの余分な音がカットされます。そのため、音が切りやすい=スタッカートが出しやすい点も特徴です。音が切れやすいため、他のギターのように音が残ることもありません。

特徴⑤湿り気のない音

ヴィンテージギターは、湿り気のない音も特徴で、どちらかというと乾いた音がします。他のギターのように湿った音がしないので、音の残像も残ることなく、パリッとした音が出るので、他のギターに比べて音がいいといわれます。

特徴⑥レンジの狭さ

ヴィンテージ以外のギターは、上から下まで音をカバーするのでレンジは広めに設定されています。その点ヴィンテージギターはレンジが狭く、一見デメリットに思えますが、カバーしない分余計な音が出なくて済むので、それがメリットにもつながります。余分な音が必要ない分、スマートな音を楽しめるでしょう。

ヴィンテージギターは音がいいのが魅力?

ヴィンテージギターは、音がいいという人と悪いという人がいますが、一般的には「音の鳴り方がかっこいい」という意見が多いです。なぜヴィンテージギターの方が音が良いといわれるのか…それは、ギターに使われている木が成長するからです。

ヴィンテージギターは、時間が経つことで、ギターの木自体が成長し、音の鳴り方や共鳴力が高まります。そうすることで、ヴィンテージならではの渋くてかっこいい音が鳴るギターが完成します。

ヴィンテージギターの魅力やメリット

ヴィンテージギターには、魅力がたくさんありますが、まず何といっても渋くてかっこいいのが魅力です。音が良い楽器かどうかは議論がわかれるところですが、よく「日本人は形から入る」といわれるように、ヴィンテージギターを手にしただけでも、自分の演奏力が上がったように感じます。

ある程度演奏力が上がった人は、気分だけでも演奏力を高めてみてください。レアな楽器に気分も盛り上がります。

デザインがかっこいい

ヴィンテージギターは中古のギターなので、使い込まれて年季が入り、傷があったり、塗装の剥がれがあったりします。普通のギターであれば、同じ状態になったら捨てるところでしょう。ただ、ヴィンテージギターはその傷が逆に働き、服でいえばダメージジーンズのような風合いがかっこよく映ります。

高いので気分が上がる

ヴィンテージギターは、高価なので何となくステータスを感じられるのも魅力です。高級な腕時計や車を持っていると、何となくリッチな気分になれますが、楽器も同じで、気分が上がります。たとえ、自分の演奏力が低くても、何となくうまくなった気分にも浸れます。自分がプロになった気分を手軽に味わえるのも高い楽器の魅力です。

レアな楽器という特別感

古い楽器は手に入りにくいので、ヴィンテージギターを持っている特別感も生まれます。レアなものを手に入れると嬉しくなりますが、コレクターならなおさら特別感は高いです。ヴィンテージギターは年月が経つほど価値が上がるので、次の世代にも残したくなります。

ヴィンテージギターには欠点も存在

ヴィンテージギターのメリットをご紹介しましたが、やはりレアな楽器ほど高いのは最大のデメリットといえるでしょう。たとえば、1954年製のヴィンテージギター「フェンダーストラトキャスター」は660万円という値段が付き、高級車が買えるほどの値段です。

趣味でギターを始めるなら、ヴィンテージギターが高いことはやはり欠点です。ただ、気分を上げるには最高の楽器なので、どの程度趣味にお金をかけるかで価値も変わってきます。

まとめ

ヴィンテージギターの魅力や特徴が伝わりましたらさいわいです。ヴィンテージギターは他のギターにはない特徴もあり、かつ他のギターにはない魅力もあります。

レアな楽器でもあることから、高く取引されることも多いですが、もしより高く売りたいのでしたら、「Hot&Cool GUITARS」にぜひご連絡ください。

大切なギターを手放すのですから、やはりきちんとした方に買ってほしいものです。そんな時にはお気軽にご連絡くだされば嬉しいです。ヴィンテージギターの魅力を次世代に伝えるためにも、買い取りをご希望の場合はどうぞ「Hot&Cool GUITARS」までご連絡ください。

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