この子は5年ほど前、たまたま見たメルカリなるサイトで購入した、ちょい悪ギターです。
1958年に発売されるものの、斬新すぎて直ぐに生産中止、76年頃に再販されるんですよね。
確か、購入価格は「全く問題なし5万円」だったと記憶しています。
コンディションが非常に悪く、シールベタベタ、トーンカットされているのは許容範囲ですが、トーンノブ部分にトグルスイッチが移設され、そのトグルが壊れているという・・
ピックアップは何故かリアがゼマティス、フロントが謎というスペック。
届き、早速シールを剝がすものの、化学反応で背面はグダグダになっていました。
まあ、個人的に使用する目的という事ですので、問題なし。
到着から2日後、販売した方から連絡を頂きまして、凄く良心的な方でしたので、できる限りのリペアを行って大切に使おうと心に決めました。
先ずはクリーニング。表面のラッカーに配慮しながらシールをすべて剥がしましたが2時間以上を費やしました。
フレットのすり合わせを行い、発注したピックガードとトグル、CTSのポットをトーンに設置。
ピックアップはお気に入りのダンカンAntyquityの余りがあったので換装。
無事に使用できるコンディションに復活しました。
スタジオとセッションに複数回持ち込みましたが、ホントにイイ音がするギターで、しかも思ったより弾きやすい。
ネックは若干太めですのでストラップを下げると、少し頑張らないといけないギターですが、お気に入りの一本です。
スタジオに持ち込む際、ハードケースがデカすぎるので、エルボーカットしようかな・・と検討中です。
遊んでみたい方、お気軽にお越しください!