2月は買取強化月間です。ご不要なギター、ベース、アンプその他楽器がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!
さて
エクスプローラーをメインで使っているギタリストって少ないですよね。
エリック・クラプトンのエルボーカットとメタリカのジェイムズ・ヘッドフィールド・・・あとは思いつきません!
1958年にフューチュラ (Futura)という名称でデビューしたものの、あまりにも奇抜なスタイルが受け入れらることはなく、僅か1年後の1959年に製造中止となってしまいます。
1976年頃になると、トンガリ系ギターのブームが到来したことから再生産を開始。なのでエクスプローラーの最も古いビンテージギターは1958年製で、次に古い年式は76年製となります。
ボディーはオールマホガニーで構成され、ローズウッド指板とハムバッカーがお約束のスペックですね。コントロールは各ボリュームとマスタートーンになります。
小生がこのギターを入手したのは2017年頃でメルカリで確か5万円程度だったと記憶しています。
出品者の情報では全く問題なく、改造などは一切していないとの事でしたが、届いてびっくり!配線がめちゃくちゃで音が出ない上に謎のハムバッカーピックアップが誇らしげに搭載されているではありませんか!
個人間売買の泥沼にハマってしまいました・・
これは「いい加減にホワイト!」という事で、送り状に記載されていた電話番号に「ヤブからスティック」に電話をしました。
予想に反し、この方が非常に良い方でして真摯に対応して下さるという事だったのですが、紆余曲折、結果的に不問という事で納めまして早速リペア。(そもそも破格値であるし、小生はギター屋です)
フレットすり合わせ、スイッチ、ポット、配線、コンデンサーを交換し、ピックアップはお約束のAntiquityを搭載。バリバリの「ちょい悪ギター」が完成。本体価格を超えたリペアです。
音はめちゃくちゃイイと思います!一説によると、イイ音を出す理に適った形状なのだそうです。
その後、エルボーカットを画策するもバランスの悪化を懸念し断念。エボニーカラーのエルボーカットされたEXって見ないですよね。やればよかったかな・・・
友人のライブでZIGGYの曲を2曲演奏、以降はなかなか出番がありませんが、サウンド・ルックスともにお気に入りの一本です。