中古楽器を扱っていると、避けて通れないのが“汚れとの戦い”。
その中でも特に手強いのが、長年蓄積したタバコのヤニ汚れです。
金属パーツやノブ、ブリッジ、ペグなどにこびりついたヤニは、見た目の黄ばみだけでなく、独特のベタつきや臭いも厄介。
クロスで拭くだけではなかなか落ちず、「これは骨が折れるな…」と思う場面も少なくありません。
そこで今回導入したのが、超音波洗浄機。メルカリで2000円くらいかな?
本来はメガネやアクセサリーなどを洗浄するためのものですが、「ギターパーツにも使えるのでは?」と思い試してみました。
洗浄槽に水を入れ、専用の薬品(または中性洗剤)を少量投入。
そこへヤニで汚れたギターパーツを入れて、スイッチオン。
すると——
数分後、驚きの変化が。
透明だった水が、みるみるうちに茶色へ…。
超音波洗浄は、目に見えない細かな振動で汚れを浮かせて落とす仕組み。

クロスやブラシでは届かない細部、ネジ山の隙間、ブリッジサドルの溝などにも効果を発揮してくれます。
もちろん、すべてのパーツに万能というわけではありません。
ヴィンテージパーツや塗装・メッキが弱っているものは、状態を見ながら慎重に行う必要があります。
特に古い Gibson や Fender のオリジナルパーツは、洗浄方法ひとつでコンディションや価値に影響する場合もあります。
それでも、通常のクリーニングでは落としきれないヤニ汚れに対して、超音波洗浄機はかなり心強い味方になりそうです。













